メルセデス・ベンツ・Eクラス W212(4代目)

メルセデス・ベンツ・Eクラス W212(4代目) 画像:wikipediaより

◎100万円くらいから手に入る。
◎キーレスゴー付きのものがおすすめ。
◎シルバーが安い。


参考:EクラスE300 キーレスゴー付 2009年 4.3万km
価格:129万円(総額:139万円)※2018/5現在


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2009年の北米国際オートショーで正式デビュー、日本国内では同年の6月にデリバリーが開始。W210から採用され続けてきた楕円型4灯式ヘッドライトは、斜め四角型のものへと変更されている。またW120で採用されていたポントンタイプと呼ばれるリアフェンダーを強調するサイドプレスラインが取り入れられた。

しかし角型4灯式のヘッドランプとポントンタイプのフェンダーラインは不評のために販売面は不調だった。このため、2012年にはヘッドランプは2灯式風に改められ、またポントンタイプのプレスも水平基調の穏やかなものに改められたものの、前代のW211の不具合の影響とW212のデザインの失敗により、ミドルクラスでのトップシェアを失っている。W212はV8エンジンを搭載するためにW204のホワイトボディーと全幅は同じで、ドアの厚みと後席およびリアトランクがストレッチされているだけなので、ポントンタイプのプレスラインが無くなってデザイン上の差別性も弱くなっている。

機構面ではW211から引き続き採用された機能に加えてSクラス (W221)から採用された「COMANDシステム」も搭載された。安全面では「ニーバック」を含めた9つのエアバッグを筆頭に「NECK PRO (ネックプロ) アクティブヘッドレスト」「アクティブボンネット」「アダプティブハイビームアシスト」「アテンションアシスト」が採用された。

メーカーオプションとして、Sクラスから採用された「ナイトビューアシスト」の改良型である「ナイトビューアシストプラス」や、メルセデス初搭載の「レーンキーピングアシスト」などがある。ナビゲーション関係では、地上デジタル放送チューナー (日本仕様のみ) を搭載し、DVDからHDDへと変更された。

日本仕様は「COMANDシステム」が全車へ搭載されるとともに、E250 CGIとE63 AMG及びクーペを除く全車に「ダイレクトセレクト」も採用された。W211の後期モデルから登場したアバンギャルトSは廃止され、E250 CGIとE300のみエレガンスの設定がある[1]。当初はディーゼル車はラインナップされておらず、ステーションワゴンと共にW211型が販売されていた。

<出典:wikipedia>